真珠の加工

ただ今、真珠の「穴あけ」中~ 

こんにちは、若狭パールMamiyaの森下です

今期の真珠の珠出し終わり選別も終わり

ここからが製品にする為のプロローグが始りです(*^^)v


まずは、「穴あけ」 

穴あけは養殖部門から応援です

一度開けてしまったら元には戻せないので

後から
「こっちから開けた方が良かったのに」って事にならないように 一番重要なところです(^-^)

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で、その前に
ネックレス用にする両穴(貫通玉)用と
ペンダントや指輪・イヤリング用等の片穴を仕訳をします

ここでの判断も難しい(^-^;


形が優先ですが


浜揚げ珠(海から採りだされた真珠)を
しみ抜き(漂白)した時の色目の出方を想像して
どの面を出せば活きてくるのかとか


一度穴開けてしまったら直せないので
この「穴あけ」とっても責任重大です

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なので、場合によっては慎重に
穴あけの位置をマジックで印を付けて(点つけ)からする事もあります。

加工した後から穴開けてもと思いますが

穴を開けて、しみ抜き液に漬けることにより
真珠の中からシミが分解されるので

加工の最初は先ずは「穴あけ」


両穴の方が早くシミが抜けるのでシミが強い真珠は→迷いなく両穴へ
(シミが無くても最初からネックレスと決めて掛かるのも有ります)

片穴の場合は、シミが比較的少なく色艶が優れていて、どこか秀でてる真珠を選びますので片穴の真珠はエリート中のエリートになります。

私共にとっての両穴と片穴の意味は深いのです。

そして
穴あけに欠かさない「針」

こちらも、自分たちで研ぎます

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この技術も熟練がいります

針は、超鋼なのでダイヤモンドホイールで研いでいきます
まず三角の面を作りだし先端を鋭角にして完成

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私も、昔は「針研ぎ」、「穴あけ」してました。ってもう うん十年前ですけど(^-^;
真珠の「穴あけ」ってずーと開けていると針は焼けてきて切れなくなるのです。

その度に針交換 針の長さ調節とか面倒くさいのです。

超鋼の針になって随分長持ちをするようになり楽になりましたけど
でも、慣れてないとすぐ折れてしまうのでコツを習得するまでは大変ですけど(^-^;

地道なんですモクモクと

【ちょこっと雑学】
針の材質には超鋼とハイスの2種類があり
・ハリスは比較的使いやすく研ぎも普通の砥石ですみます
欠点としては直ぐに焼けてしまい長持ちしないです

・超鋼は固く焼けにくく物凄く長持ちします
欠点としては超固いけど超もろい。慣れないと折れてしまいます(^-^;
そして、砥石もダイヤモンドホイールになります

最初は超鋼で「穴あけ」をして
製品を作っていく過程で穴口を大きくする時にハイス針を使用して使い分けております。

2016-01-21 | Posted in 店長ブログNo Comments »