福井の真珠
若狭の真珠(若狭パール)のルーツを訪ねて
こんにちは、若狭パールMamiya店長の森下です
10月も後半になりあっという間に11月になるのでしょうね(^-^;
秋晴れの良い天気で心地良いかと思うと
雨が降ったり寒かったりと
今日は暖かいの?寒いの?って
着る服も迷ってしまいますネ( ;∀;)
この間、PCK(パールシティー神戸)協議会さんより
12月に開催される「神戸パールミュージアム」にて
日本における真珠養殖地の紹介のコーナーがあり
今回、福井若狭の真珠を紹介して頂ける事に
その資料をただ今作っております
まず、福井県の若狭の真珠(若狭パール)の歩みを
私の知っている歴史は
昭和28年(私の思っていたのは27年なんだけど1年ズレてましたネ)
大手真珠会社(大月真珠)が犬見の赤崎に養殖場の拠点を作り
青戸の入り江にて真珠の養殖を手掛けから以降でした
かすかに、ずっと昔
犬見のお寺の住職さんが真珠の養殖を試みたのが始り
と言うのを聞いた事がありましたが
正直いって頭が???で
なんで明治~大正時代に
お寺の住職さんが真珠養殖って
私の中でスルーしておりました
でも、どっか引っかかってた事も有り
昨日、福井県の若狭の真珠(若狭パール)のルーツを探るべく
おおい町立郷土資料館と
若狭三方縄文博物館に
行って来ました
おおい町立郷土資料館では
明治末期にここ地元の犬見のお寺、海印寺の住職の粟谷一如さんが
旅先の三重県で真珠養殖の方法を知りその知識をおおい町に持ち帰り
後に住職の提唱で小浜水産学校の協力を受けて実験が開始されました。
という記述の大飯町誌を見せていただきました。
郷土資料館の展示室も設立依頼、見て
とっても新鮮でした(*^-^*)
この犬見地区が若狭の真珠の発症の原点だったとは
新たに認識
感動しました(*^-^*)
次に、
若狭三方縄文博物館に行って来ました。
こちらには、
日本最古の真珠
を見てきました
鳥浜貝塚(福井県三方上中郡の若狭町)から出土した
約 5500 年前の縄文時代の真珠
直径 17-15㎜ 厚さ 12㎜ の半円球形(淡水真珠)です
しばし、5,500年前の時を感じてきました。
福井県と真珠
日本最北の真珠養殖の地
古代から続く真珠との深いゆかりがあるのだと
不思議なご縁を感じてきました(^-^)
来週、PCK(パールシティー神戸)協議会さんへ提出資料
進めていきます
こういう機会を与えてくれて
この地における真珠との関わりを再認識できた
有意義な一日になりました。
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PCK(パールシティー神戸)協議会とは
全国でも有数の真珠輸出港であり、
また現在、数百社もの真珠関連企業が集う神戸の街。
PCKことパールシティー神戸協議会は、
そんな「真珠の街・神戸」の姿を国内・世界を含めた各方面に広く
アピールしていくことを目的に、1981年に設立された広報組織です
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